3月26日 じっちゃまライブレビュー&PF戦略

3月26日にじっちゃまのYoutubeライブがありました。

この放送の内容の要点をまとめておきます。

じっちゃま発信内容

ライブ前半のじっちゃま発信部分の内容です。

マルチプルコンストラクションが始まる!

マルチプルコンストラクション(PER縮小)が起こっていてすべての銘柄が軟調。

今後はヘルスケア・一般消費財のセクターに注目すべし。

 
 
じっちゃま
市場は既に2022年2023年を折り込み始めている

前半の超時短まとめ

 
SAN
放送の要点です!
 
  1. ワクチン接種ますます摂取広がる。今が景気の高揚感のピーク
  2. 株式は全てが軟調。マルチプルコンストラクションが始まる。
  3. 景気循環が急速に変化。ルスケア(製薬)や一般消費財銘柄が買い時
  4. 低金利のまま業績相場入り。一見ちぐはぐなことが起こっているように見えるので要注意!
それぞれ見ていきましょう。
 

ワクチン接種広がる

じっちゃまワクチン接種完了。
50代まで摂取が広がる。摂取自体も非常に手際よくスピーディで、摂取場所もどんどん増えている。
これからもアメリカではますますワクチン摂取は進んでいく。
 
 
じっちゃま
会場はお祭り的な雰囲気があった。
 
 

マルチプルコンストラクションが始まる

すべてのセクターの株価が軟調な原因はマルチプルコンストラクション(PERの縮小)が始まったため
 
マルチプルコンストラクションの原因
  1. 金利の上昇
  2. 経済成長の鈍化(後退)
 
金利の上昇:0.50 → 1.72
1.72という絶対値は大きくないが、上昇率はすごいものがあり、与えた影響は大きい。
 
経済成長:経済成長のピークは今
アメリカのGDP成長
 
2022、2023ではほぼ「平常運転」に戻る。「景気が良い」というのは2021に限られる。
株価は先々を折り込んで動くので、今は2022以降を折り込み始めている。
つまり、「景気はそれほど強くはない」という状態を株価に折り込み始めている=PERの縮小
 
さらに、ワクチンの摂取がどんどん進み、これから若年層にも摂取が広がる。
つまり瞬間風速的には今が一番でピーク
 

今後半年から一年のシナリオ。何を買うべきか

今後半年から1年先のシナリオは
  1. 景気は強いけど、鈍化していく。
  2. 金利の上昇は緩やかに、あるいは減少

この状況を景気循環の図で見てみると

 
黄色から青色の部分のセクターに移っていかなくてはいけない
つまり
 
ヘルスケア・一般消費材
 
に着目すべきタイミングです。
 
 

現在の市場の動きと今後の経済の動向まとめ
金融緩和したまま業績相場入り

現在の経済:

FRBは利上げの予定はなし。金利は低い。景気はまだまだ強い。

現在の市場:

FRBの発言とは裏腹に利上げ・テーパリングによる業績相場を一部折り込んでいる

今後の経済:

景気は鈍化していく。

つまり、FRBの利上げを経ずして業績相場入り、さらに景気鈍化を迎えようとしている!

 
SAN
これ、非常に面白く興味深いですね
 
 
もうちょっとわかりやすくするために、以前書いた相場の流れを、今起きているものに書き換えてみました
 
金融相場

景気が悪くなり、金融緩和により金利が低下します。

金利低下によって株価が上昇。そのため基本的にすべての株式に上昇圧力が生じます。

金融相場と業績相場の移行期

金融緩和によって企業の業績が回復し始める。

それを受け、徐々に金利が上昇しはじめる。

業績の良い企業は株価が伸びていく。

「金利水準はまだ低い。業績は良い。」ということから、株価の伸びが顕著に現れる。

業績相場

景気回復を受け、金融緩和が終了した局面。市場が勝手に金融緩和の出口を折込む。

結果、金融緩和したまま業績相場入り

業績も折り込まれるため、株価の伸びは鈍化していく。

業績相場の終わり

企業の業績の伸びが止まった(鈍化した)ところが業績相場の終わりの始まり

2022年2023年のGDP成長予想は強くない。それを折り込み始めてマルチプルコンストラクション(PERの縮小)が起きている

金融緩和が始まり、金融相場へと戻る。

その近い将来の景気鈍化を見越して、FRBは低金利を続ける。

つまり、本来は金利の操作によってこの流れが起きるのですが、今回はずっと低金利のまま、この金融相場から業績相場への流れが起きようとしているわけです。

 
じっちゃま
きちっと整理しないと、ちぐはぐなことが起こっているように思えてしまう!
 
だから今回は、先程の景気循環の図で見てみると
高金利・景気弱の黄色の部分は飛ばして、低金利・景気弱の青の部分にじっちゃまは注目し始めているわけです!
 
 
SAN
これはじっちゃまの解説がなければ絶対わからない流れですね。助かります。

注目Q&A

多くのQ&Aの中から、投資が学べる内容や、じっちゃま銘柄の続報などを取り上げます。

当ブログでは、視聴者が質問した銘柄で、じっちゃまが

 
じっちゃま
買いだと思います
と言及した銘柄に関しては「じっちゃま銘柄」とはしていません
 
あくまでもじっちゃまが能動的に言及した銘柄を「じっちゃま銘柄」としています。
 
 
SAN
では見ていきましょう
 

注目Q&Aの超時短まとめ

私が注目したQ&Aまとめます。

  1. 景気はこれからもっと良くなるかもしれないので決め打ちはしない
  2. 今はテーマやストーリー株を手掛ける地合いじゃない
  3. 経済は本より実践で学べ!つまり株式投資しなさい!
  4. 相場のタイミングではなく、決算で判断する
  5. SPACは決算投資法の例外
  6. インテル(INTC)ファウンドリーは成功しない
  7. 景気後退の始まりではない
  8. マルチプルコンストラクションはすぐに終わる可能性もある

景気はこれからもっと良くなるかもしれない。決め打ちはしない

TLTや TIP これから買うのはどうでしょうか?
そういう戦略もあるのかもしれない。でも決め打ちはしない。これからもっと景気が良くなるというリスクは有る。
新型コロナウイルスのワクチン接種というのは今まで経験のないこと。GDP成長6%超えというのも今までほとんどどないこと。今までに起こったことがないことだからどうなるかはわからない
 
 
SAN
じっちゃまは歴史的なアノマリーを非常に重視するスタイルです。だから、今まで「起こったことがないこと」に関しては特に十分観察して、決め打ちせず柔軟な対応をするということですね。
 

今はテーマやストーリー株を手掛ける地合いじゃない

ASTの「SpaceMobile」どうでしょうか?
テーマとしては面白いと思う。でも今はテーマ株をいじる地合いじゃない。ストーリー株をいじる地合いじゃない。なんのテーマもストーリーもない株を買うべき。いまはテーマやストーリーはお荷物。 テーマがあるばっかりに売られる。そういう地合い。
 

経済は本より実践で学べ!

マクロ経済を勉強したい。良い本を教えてください。

じっちゃまは経済学部卒でもないし、本で勉強してもいない。すべて耳学問で学んだ。実践で学んだ。
本で学ぶのも良いかもしれないけど、生きた教材が目の前にある。GDP成長が6%から3%までガクンと落ちるときに株式市場に何が起こるのか、今起きている。
僕だったら経済を学ぶのに大学で使っているテキストとか買わない。それだったら株買います。

 
SAN
我々はじっちゃまから「耳学問」出来ます。今の環境に感謝して株価いましょう!(笑)
 
 

相場のタイミングではなく、決算で判断する

ZM, SQ, AFRMを中途半端な価格で買ってしまいました。ホールドで良いでしょうか?
中途半端な価格ってんなんだよ?自分が儲からなかったから中途半端っていってるんじゃないの
狙いすましたように安値で買えなかったことを悔やんでるわけ?それってすっごく幼稚
相場の頭と尻尾はくれてやれという格言がある。何が重要かと言うと、全体として、市場の流れとして正しいポジションを取ること
例えばZMに対してロング。SQに対してロング。では正しいかどうかどう判断するのか?それは決算です。
今ZMが下がってて「広瀬か間違ってる」といっている人がいるが、全く気にしない。僕はみんなと相場張っているのではない。相場とすら競争してない。決算を見てるんです。
時間が経てば、決算がすべての問題を解決してくれる。
「Hope is not a strategy.」という格言がある。つまりあなたの希望は戦略ではないんです。確立された方法論を持ってください。僕の場合はそれが決算。

 
 
じっちゃま
決算!決算!決算!
 

SPACは決算投資法の例外 

DKNG決算EPSミスってますが、どうしたら良いでしょうか?
DKNGは例外です。それはSPACだから。SPACで裏口上場するということは多かれ少なかれ普通には上場出来ない、良い決算を出せない問題を抱えているわけです。
SPACに投資する場合は、「そういうものなんだ」ということを理解してください。
オンラインカジノ関連が正規の方法で上場できないかと言うと、多くの州はまだカジノを合法化してない。営業できないわけだから良い業績が出せるわけがない。
SPACは例外にならざるを得ない。博打でハイリスクで超やばい投資をしているという自覚が僕にはありますよ。
 

インテル(INTC)ファウンドリーは成功しない

自社の製品を自社の工場で作るのとは別に、他社の製品の下請け(ファウンドリー)を開始するとインテルが発表しました。
しかし、これは成功しないとじっちゃまは考えています。
 
ファウンドリーが成功するには「お客様のためなら何でもする」という態度がみについていないといけない。
ファウンドリービジネスの何が難しいかと言うと、顧客のために回路の設計図をテキパキ変えるなどの手際の良さが必要なことです。
じっくり一つの製品を改良して歩留まりを高くしていくということは重要じゃない。
インテルが得意なのがは後者。一番不得意なことに挑戦している。
 

景気後退の始まりではない

マーケットは既に2年後までを考慮しているということでしょうか?
最近の市場は明らかに2年後の景気を折り込み始めています。だから難しい。景気がめちゃくちゃ強かったところから、ぐっとスローダウンした状態にになる。それを景気後退の始まりなのかと捉えると多分間違い。巡航速度に戻るということだと思う。
そういうことは今までにない展開
そのかんFRBは何をするかと言うと、何もしないと明言している。これも例外。
では何を頼りに株を買っていくかと言うと

  1. それでも1.6%という金利は低金利で市場フレンドリー
  2. 業績はガンガンに良い

ならば株は買いでしょ?

今、マルチプルコンストラクションが起きている。株はマルチプルエクスパンションが起きているときに買うもの。
マルチプルコンストラクションが起きているときに株を買う業の深さをよく考えたほうが良い。

今はマルチプルコンストラクションが起きている。でもしばらく経って巡航速度に戻ったら、2,3年前の相場の延長になると思う。つまりSaaSなどのグロース相場。それに加えて、セクターダイアグラムのヘルスケアや消費財。

 
 
SAN
これまた興味深い話でしたね。普段の景気循環とは別の動きをするということです。
 

今のマルチプルコンストラクションはすぐに終わる可能性もある

マルチプルコンストラクションが起きていてもハイパーグロースのホールドOKなのでしょうか?
マルチプルコンストラクションがこのまま続くかはわからない。今はすべてのことがものすごく速いペースで起こっている。
新型コロナで一瞬のうちに失業率14%までが上昇して、また一瞬のうちに6%おちた。リーマンショックのときは6%に戻るのに4年かかった。
悪化のペースも爆速だったし、改善のペースも爆速だった。ならば、巡航速度に戻るのも爆速だと考えるのが自然。ならばマルチプルコンストラクションが起きている局面も爆速で短いかもしれない。
とんでもない早漏市場!
 
 
 
SAN
マルチプルコンストラクションから次のマルチプルエクスパンションを取りたいということですね
 
 

PF戦略

最後におまけで、私のPF戦略です!

現在のPF
私のPF内容は別記事で随時公開していく予定です!
 
 
じっちゃまのオススメ
今回のおすすめとして出てきた銘柄は
  1. GAFAM
  2. SaaS系グロース(ZM,DOCUなど)
  3. 薬品・ヘルスケア(PFE,BMYなど)

現在グロース・バリュー半々くらいですのであまり動かす気はないのですが、PFEはちょっと欲しいですねー

しかし、いじくり回して追っかけてもあまり良い結果にはならないことが多いので、現在のPFでじっくり行こうかなと思っています。

 
 
SAN
以上、今回もここまで読んでいただきありがとうございました!
 

おわりに

 注意

じっちゃま自身は「推奨銘柄」とはおっしゃっていません。

・同じ銘柄でも売買タイミングで利益が出ることも損になることもあります。

投資の最終的な判断はご自身でおこなってください。

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じっちゃまフォロー投資として、単なる銘柄分析ではなく、「じっちゃまがいつ何を言ったか」「なぜ推奨したか」など、じっちゃまの発言中心にまとめていきます。